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  • 髙木貴間建築設計事務所
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設計事務所と家を建てる場合、私たちの業務は大きく分けて設計監理に分けられます。意外と知られていないのですが、私たちは施工は行いません。施工は工務店が行います。

私たちは設計事務所なので、文字通り設計図を書いてどんな家を創るのかをクライアントと一緒に考えます。それが設計業務です。そこはご理解頂いていると思います。
設計業務により完成した図面を基にして、複数の工務店に工事金額を見積って頂きます。見積結果の内容を精査、比較して複数の中からどの工務店に施工して頂くか選ぶお手伝いをします。工務店が決まれば、その工務店が家を施工するのです。
「では施工中に設計事務所は何をするのか?」
というと、私たちは工務店の施工をチェックをします。このチェック業務を監理業務といいます。これは手抜き工事のチェックをする事にもなりますので、とても大切な業務であり、チェック機構が増えるという意味ではハウスメーカーや工務店に比べて大きなアドバンテージでもあります。
設計業務と監理業務ついては設計事務所のメリットとデメリットの項に関連する記事を書きました。また、家を建てる流れについてはflow&feeの項に書きましたのでご覧下さい。

前置きが長くなりましたが、注文住宅の工事の着工から完成までのプロセスをご覧頂きながら監理業務についてご説明します。

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施工契約後、施工用の書類が工務店から設計事務所に提出されます。施工部位によって図面の時もありますし、仕様書や施工要領書の場合もあります。私たちはそれらの書類が設計図と相違が無いかチェックします。
わかりやすく言うと(言葉が悪いですが)見積もりよりもインチキして安い材料をつかったり、間違った方法で施工しようとしていないかをチェックします。

毎週現場に行って目視にて確認を行いますが、このブログではいくつかの場面をピックアップしてご紹介します。


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