住まいのご感想(house i編その②)
わが家はビル街の中で、敷地の3方向が駐車場に囲まれている場所にあります。
いろんな人たちが常に行き来をしているので、カーテンを開けることで生活が丸見えになる状態だけは避けたいと思っていました。リビングにはとても大きな窓があるのに、外からは家の中が見えない部分に取り付けられています。日中は太陽の光がたっぷり入ってとても明るく、外の状況を一切気にせずにいられるのが不思議なくらいです。
家の中も真っ白です。正直この状態をいつまで保てるだろうかという不安もありましたが、2年半経過した今でも壁はきれいな状態です。白なのに床や扉には明るい色目の木が使われ、思った以上に柔らかい雰囲気に包まれています。外観と同じように、家の中も白い箱が重ねられており、この部分がメリハリとなって、時間の経過とともにさまざまな光と影、空間のゆとりを生み出します。
夜は夜で、照明のつけ方を変えるだけでいろんな表情をみせてくれます。
機能的でありながら、その他にも小さな遊び心がいろいろ詰まっている、この真っ白な四角い家にとても愛着を持って暮らしています。