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北海道で木造住宅に住む事はRCのマンションに住む事に比べて寒くないのですか?
そんな質問を頂きました。
ですから、住まいの性能に関する事を書いてみようと思います。
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どんなにデザインが良くて楽しく生活できる家でも、
暖かく快適に過ごす事ができなければ片手落ちです。
ですから断熱・気密がしっかりと計画された家でなければなりません。

RCと木造の最大の違いは気密です。木造は乾式工法ですがRCは湿式工法になります。簡単に言うと湿式とはプリンのように液体を固めて作る工法です。RCの構造では液体状のコンクリートを固めて壁や床を作りますので隙間なく建物を作る事ができるので気密が高いという事につながるのです。対して木造は木の柱に板を打ち付け、その上にフィルムを貼って気密します。精度よく施工しなければ隙間が空いてしまい気密がとれません。かつてはすきま風だらけだった木造住宅も技術の進歩によって高気密の木造住宅が可能になりました。特に北海道の職人たちは高い施工精度によって高気密の住宅を実現しています。


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