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11/27(日)から一泊二日で木育マイスター研修(第二回目)に参加してきました。今回の研修地は当別町にある「道民の森」森林学習センター。札幌の隣町だと思い油断しておりましたが、道民の森は当別北部にあり、ほぼ滝川の近くでした。当別町って長いんですね。
道中で「かばと製麺所」によって昼食をとりました。評判通り旨かったです。ぶっかけ2たまにちく天とかきあげ。ちょっと食べ過ぎました。
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丁度紅葉が美しい時期でしたので、気持ちよくドライブして道民の森へと行きました。
紅葉.JPG


唐突ですが下の写真に見えるアカイタヤというイタヤカエデの亜種が札幌市内や道民の森には多く分布しています。濃いあざやかな黄色で札幌の山々を彩っています。(研修で得た知識を早速使いましたw)
紅葉2.JPG

座学では木の性質や「木育とは」についてさらに学びを深めました。その後実際に木を使ったクラフト作りを行いました。森に入って間伐した材を生木のまま加工します。
もみじ.JPG

生木はちょっと硬い人参程度の柔らかさで簡単に加工できます。これが乾燥すると家の骨組みになるほど硬いものになってしまうって不思議ですね。水分が抜ければ木は固くなります。逆に言えば水分がしっかり抜けているか確認しないで木材を使うと柔らかいまま住宅を作る事になってりまうので注意が必要です。ちなみに住宅に使われる木材は水分量が規定され、管理されていますのでご安心下さい。(下の写真は講師の先生による生木加工の実演)
削り馬.JPG

夜には皆でお酒を飲みながらの交流です。研修生の中には私のような伐採後の木材を使って何かを作る事を専門とする人もいれば、森林の育生を専門とする人達もいます。木が長い年月をかけて大切に管理されて育ち、伐採して加工され木材として第二の人生を歩むまでには様々な人が関わっています。様々な木のプロフェッショナルとの意見交換はとても貴重で楽しい機会となりました。
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2日目は木育を伝える講義と実習でした。どのように人に伝えるのか?これは木育だけではなく、大学で学生に建築を伝える事にも応用できるので非常に勉強になりました。
黒板.JPG

木育マイスター研修は前回のものも含めると4日間の長い研修でしたが多くの仲間ができました。とても濃密で有意義な研修でした。このような機会を用意して頂きました北海道庁や講師陣の皆様、そして関係者の皆様には深く感謝致します。どうもありがとうございました。
これから建築を通して、木育を世の中に浸透させる力になれるように頑張っていこうと思います。

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