6/29
藤本さんのスタッフ、青木君に伊達の藤本建築郡を案内して頂く。
まずは「情緒障害児短期治療施設」。
白いボックスをランダムに配置する形式。
形式とぶつかり合う屋根や渡り廊下などの扱い方が素晴らしい。
その扱い方により屋根や廊下は「ぶつかり合う要素」ではなく「無くてはならない要素」に昇華している。
青木君の手腕に感動した。すこし目が潤んだ。
次に「家族療法棟」を見せて頂く。
家型が反復する形式。
内部間仕切りは外観を裏切るように間仕切りが配置されている。
内部空間が素晴らしいのだが、写真で良さを伝えるのが難しい。
建築写真が実際の建築空間をより惹きたたせる事はよくある事。
しかし魅力を写真に写せないと感じさせる空間は稀だと思う。
次に「伊達の援護寮」を見せて頂く。
家型や型流れのボリュームが肩を寄せ合うように並ぶ形式。
曲がりくねっているので、内部から外観を見ることが出来る。
完成時期的には「情緒障害児短期治療施設」や「家族療法棟」よりも前の作品。
内部空間よりも外部空間への志向が伺える。
特徴的なのは内部から外部空間を感じられるという事。
非常に楽しい伊達への小旅行でした。
7/3
五十嵐さんの新作現場を見せて頂く。
物語性の強い空間。美しい。
完成が楽しみ。
その後、神中さんと青木くんを「HOUSE K」にご案内する。
いろいろご意見を頂いた。嬉しい。
glがデザインした会場構成を見学。
軽やかな会場構成。
XY象SAでスープカレーを食べてから、北海道組の会議へ。
青木君にも参加して頂く。
会議の後は北大キャンパスでジンギスカンパーティ。
天気が良くて気持ちが良い。
2次会は円山に移動。
若手建築家が集まり盛り上がる。
3次会は久野さんの事務所に移動。
古いマンションをリノベした雰囲気の良い事務所。
飲みながら色々と話す。
自分が論理よりも感覚的なものに振れている事を再認識する。
振り子を振る訓練も必要だ。
濃い一日だった。